事業主であれば「もっと売上を伸ばしたい」と考えるのは当然のこと。そのためには、商品の宣伝やサービスを広める広告費用を確保したり、ホームページを作成するなどの投資が必要です。そんなときに役立つのが「補助金」です。
ただし、補助金には申請期間が設けられており、タイミングを逃すと利用できなくなります。以下に主な補助金の種類と申請締切日をご紹介します。(※2023年時点の情報)
補助金とは?
補助金とは、国や地方自治体が政策目的を達成するために提供する財政支援です。ビジネスに役立つ補助金を活用することで、事業の成長を加速させることができます。
補助金情報は「ミラサポプラス」に掲載されています。最新情報を確認するのに便利なので、ぜひ活用してください。
主な補助金と締切日(2023年の例)
- 小規模事業者持続化補助金:2023年6月1日(第12回締受付切)
- IT導入補助金:2023年5月16日(第2回)/2023年6月2日(第3回)
- ものづくり補助金:2023年7月28日(第15回)
- 再事業構築補助金:2023年6月30日(第10回締切受付)
※補助金の締切日は変更や追加が行われる場合があります。最新情報は公式ホームページでご確認ください。
初めて補助金を検討するなら「小規模事業者持続化補助金」がおすすめ
この補助金は経費の対象範囲が広く、申請のハードルが他の補助金よりも低いのが特徴です。販路開拓や業務効率化を目指す取り組みに適した補助金で、起業初心者にも最適です。
補助金と助成金の違い
- 補助金:事業活動に関わる費用を支援。審査が必要で採択されると支給される。「後払い」が基本
- 助成金:主に雇用関連の費用を支援。要件を満たせば支給される可能性が高い。
また覚えておきたいのは、補助金は「後払い」のため、まず採択要件として事業の遂行や設備資金の支払いなどを先に行う必要がある。
つまり、申請時点で支払いの余力が必要であり、余力がない場合は銀行などで短期の借入などが必要となります。そのため、あくまでも補助金があってもなくとも新しい事業を行うつもりだった方(準備中だった)に補助金はおすすめです。新しい事業を行うつもりであり、たまたま補助金も使えそうなので利用を検討したいという方は積極的に補助金の利用を検討すろと良いでしょう。
主な補助金
1.小規模事業者持続化補助金
- 対象:小規模事業者の販路拡大と業務効率化の取り組み
- 例:広告制作、販促イベント、設備導入など
2. IT導入補助金
- 対象者:ITツール導入にかかる経費
- 例:会計ソフト、ECサイト構築、クラウド利用料金
- 備考:SECURITY ACTIONの取得が必要
3. ものづくり補助金
- 対象:働き方改革や、賃上げなどの制度変更に対応するために取り組む、革新的サービスの開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資などを支援
- 備考:新規サービスの構築・試作品の開発・生産向上に関わる事業であればサービス業も補助金の対象となる。
4. 事業再構築補助金
- 対象:新規分野展開、業態転換、業種転換、事業再編、又はこれらの取り組みを通じた規模の拡大など思い切った事業再構築に意欲を有する事業の挑戦を支援する補助金
- 例:新たな市場での事業展開、業務形態の変更
補助金申請の案内
- 公式ホームページで最新情報を確認
- 申請締切日、公募要領、補助金、対象経費などを確認しましょう。
- 地元の商工会議所に相談
- 申請に関するアドバイスを受けることができます。
- 申請書類を作成し提出する
- 審査を通過するために、明確で具体的な事業計画を作成しましょう。
まとめ
補助金は、事業拡大や新しい挑戦を支援する強力なツールです。ただし、申請には時間と労力がかかるため、無理のない範囲で活用を検討してください。
「どの補助金を選べばよいかわからない」「申請書の作成が難しい」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。無料相談を承っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの事業成功を心から応援しています!